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うつ病 行動療法とは

うつ病 精神療法 行動療法とは

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うつ病の療法にあたって 精神療法についてみてきています。

 

 今日は行動療法です。

 

 行動療法とは、具体的な行動パターンの変化を通じてうつ病の症状を改善を目指す心理療法

 日常的な活動や習慣の変更、リラクゼーション技術の止揚、ストレス管理のスキルの向上などが含まれます。 

 ということです。

 

行動療法は特定の行動や反応パターンに焦点を当てるアプローチです。主に心理的問題や精神障害の治療や管理に使用されます。行動療法の目標は、不適切な行動や反応を変え、健康的な行動や反応を促進することです。

 

  

  1. 患者さんの症状を『行動』(下図のように「目に見える行動」だけではなく、頭の中で生じた「思考」や「感情」も『行動』に含みます)として捉え、どのような状況で『行動』が生じて何がどのように変化したのかということを分析します。
  2. どのように『行動』を変化させれば、困っている症状を減らすことが出来るのか患者さんと一緒に考えます。
  3. 実際に患者さんは『行動』を変化させる練習を行います。加えてその前後で何がどのように変化したかを患者さんにモニタリングしてもらいます。
  4. 『行動』の変化は正しく繰り返すことが必要です。症状に向き合うため不安や不快を感じることが多いでしょうが、根気強く取り組み続けることで、現在よりも楽な生活に変えていくことができます。

九州大学大学院医学研究院精神病態医学 行動療法研究室の事例でした。

 
  では治療法を見ていきましょう
 
  
  1. 問題の評価: 初めに、クライアントの問題や症状を評価し、その問題の背景や原因を理解します。この段階では、クライアントと治療者が共同で目標を設定し、治療計画を立てます。

  2. 目標の設定: クライアントと治療者は、治療の目標を具体的に設定します。これには、望ましい行動や反応の変化や、問題行動の減少などが含まれます。目標は達成可能で実現可能なものでなければなりません。

  3. 技術の選択: 目標を達成するために、適切な行動療法の技術や戦略が選択されます。これには、認知行動療法、ストレス管理技法、システム的脱感作など、さまざまな技法が含まれます。

  4. 実践とトレーニン: クライアントは、治療者の指導のもとで、選択された技術や戦略を実践し、練習します。例えば、恐怖症の場合、恐れている対象に対して徐々に曝露されるトレーニングを受けることがあります。

  5. 評価と調整: 治療の進行を定期的に評価し、目標の達成度や治療効果を確認します。必要に応じて治療計画を調整し、新しい目標を設定します。

  6. 維持と予防: 目標の達成後も、クライアントは適切な行動や認知パターンを維持するための戦略を学び、定期的なフォローアップを受けることが重要です。また、将来の問題の予防にも焦点を当てることがあります。

行動療法は、クライアントと治療者の協力に基づいて進行し、問題の特性やクライアントのニーズに応じて個別にカスタマイズされます。臨床的には、これらのステップは柔軟に適用され、適切な介入が提供されるように調整されます。

 

  というように 患者と専門家とがよく話し合う必要がありますね。 信頼関係が大切であるともいえます。

 

  治療の期間と頻度ですが、 長期間にわたるものと考えましょう 1回が50分程度で頻度は週1から数回程度です。

  保険の範囲内から自己負担まで様々です。

  都市部は比較的料金が高めになります。

 

 
 最後に まとめ的な 事例があったので紹介します。
 
  

行動活性化療法とは?

心理療法にもいろいろなアプローチがありますが、現実的な日常へのアプローチとして認知行動療法があります。具体的な日常をテーマに扱うので、患者さんにもわかりやすくて効果を感じやすい方法です。

認知行動療法というと、一般的には認知療法よりに行われていることが多いです。本来は、認知療法と行動療法をひっくるめた治療法をさしています。

認知療法では、「脳による情報処理」に焦点を当てます。何かの出来事があると、その人の固定観念や信念によって情報処理されて、その結果として行動や感情が起こります。それでは情報処理=認知を変えていけばよいのだろうというわけです。このように認知を変えていくアプローチを、認知再構成法といいます。

それに対して行動療法では、「行動パターン」に焦点を当てます。何らかの状況になると、習慣化されている行動パターンをとります。その行動パターンを望ましいものに変えていくことで、物事のとらえ方を変えていきます。望ましい行動を増やし、望ましくない行動を減らしていく方法が行動活性化療法です。

このように行動活性化療法では、「行動」することから始まります。行動してみて、その結果をみていかないと始まらないという特徴があります。

 

ポイントとしては

 

  • 望ましい行動を増やす
  • 望ましくない行動を減らす
 
実際には
 
 
  • 自分の今の思いには動かされないこと
  • 過去のことを繰り返し考えないこと
が注意点として行われるということです。
 

行動活性化療法の進め方

それでは行動活性化療法はどのようにすすめていけばよいのでしょうか?ここでは、外来での行動活性化療法をイメージしてお伝えしていきたいと思います。

まずは日々の活動を振り返ることから始めます。自分がどれくらい活動をしているかを見ていきます。今の自分にとって良い行動と悪い行動を把握します。

うつ病の患者さんでは、回避行動をとりがちです。望ましくない行動を変えていかなければいけません。勇気を出して本来あるべき行動を計画しなければいけません。

実際に行動をしてみて、その結果を振り返ります。それがよい結果ならば、ますますその行動が増えていきます。このようにして行動を活性化させていきます。

ある程度回復してくると、「日常生活の行動」から「社会生活での行動」に焦点がうつります。行動をしながら、自分の価値観を明確化していく必要があります。

それでは、具体的に行動活性化療法の流れをみていきましょう。

まずは活動記録表をつけてみる

まずは自分がいまどれくらい活動をしているのかを把握しましょう。活動記録表をつけていきます。

行動活性化のための活動記録(Excel)

上のエクセルを使って、活動の記録をとってみましょう。横向きで印刷をすると、ちょうどA4サイズになるように調整しています。

  • あなたは何をしていましたか?
  • あなたは誰といましたか?
  • あなたはどのように感じましたか?(怒り・悲しみ・不安・喜びなど)

日記にしてつけてみましょう。感情の強度を10点満点でつけていきましょう。

「もう少しやる気が出てくれば・・・」といっている方も、思ったよりも活動できていることもあります。治療者と振り返りながら、望ましい行動と望ましくない行動に分けましょう。

望ましい行動があれば、できるだけそれを行うようにしましょう。望ましくない行動があれば、少しずつ変えていかなければいけません。

勇気を出して行動を計画する

自分自身の行動が分かってきたら、それをもとに「行動」を計画していきます。うつ病の患者さんは、どうしてもネガティブに考えてしまって回避行動をとりがちです。以前は普通にしていた「行動」が、今はとれなくなっています。

そのような望ましくない行動を減らしていかなければいけません。このために、行動を計画していきます。「晴れた日は外出をする」といったように課題をつくって、嫌な気持ちがでてきてもとりあえず行動してみます。

その時の感情を活動記録表に記入していきましょう。

行動の結果を振り返る

本来あるべき行動をとってみて、その結果を振り返っていきます。「思ったよりも外出したら楽しかった、怖くなかった」などと思えたら、行動活性化が進んでいきます。

良いと思えた行動は、ますます積極的に行っていくようにしましょう。いままでの生活に近づいていくことで、自信がついていきます。

このようにして、「行動」という外側から、「認知」という内側に働きかけるようにして、行動活性化療法は治療をすすめていきます。

自分の価値観を明確化していく

うつ病の症状がひどいときは、日常生活の行動が目標になります。ある程度よくなってくると、「日常生活での行動」から「社会生活での行動」に焦点がうつっていきます。

社会復帰をはたし、本当の意味でうつ病の再発を防いでいくには、このプロセスが非常に重要です。等身大の自分を理解して、価値観を明確にしていかなければいけません。そのためには、「行動」がかかせません。

頭で考えていても、実際に行動してみたら違うということはよくあります。

例えば、「自分はボランティアをやりがいにしたい」と考えたとします。そのように考えたら、実際にボランティアをやってみましょう。「思ったより感動しない、楽しくない、やりがいがない」と感じたら、それは自分の価値観ではありません。

このようにして、社会にも認められて自分にもしっくりくる価値観を見つけます。それが見つかれば、日々の生活の中に行動を取り入れていくのです。

うつ病で休職した方だと、これまでの価値観が大きく崩れてしまうことがあります。「会社の中で出世して、ゆくゆくはこんな生活がしたい」と思っていたものが崩れてしまったりします。

現実を等身大にとらえつつも、新しい価値観をみつけていく必要があります。

行動活性療法の効果とは?

行動活性化療法の特徴は、「行動」に目を向けるので、具体的でわかりやすい点です。このため、認知療法と比べると時間がかかりにくいです。回避行動が目立つ方は、行動活性療法のアプローチを取り入れてみたほうがよいでしょう。

しかしながら、「この人は行動活性療法が有効そうだ」と思っても、なかなかよくならないこともあります。そのようなときに認知からのアプローチを意識すると、急によくなることもあります。「行動」からではなく「認知」からの方が効果的な方もいます。柔軟に行っていく必要がありますし、同時にアプローチしていくことも多いです。

行動活性療法の効果が報告された論文があるのでご紹介します。2006年に発表されたランダム化比較試験では、中等度~重症うつ病の方では、薬物療法と行動活性化療法は同等に効果があったと報告されています。認知療法はやや劣るという結果になりました。

もちろん症状の程度が重たい人には慎重に行うことが必要ですが、少しずつ状態が回復してエネルギーがでてきたら、行動活性化療法を意識していくのも、ひとつの治療方法となります。

まとめ

行動活性化療法とは、思い切って「行動」をしてみることで、その結果からあるべき行動パターンや認知を促していく方法です。

ポジティブシンキングとは異なります。思い切って行動してみることが大切で、過去のことを繰り返し考えることは避ける必要があります。

行動活性化療法には4つのステップがあります。

  1. 活動記録表をつける
  2. 勇気を出して行動を計画する
  3. 行動の結果を振り返る
  4. 自分の価値観を明確化していく
以上です。
 
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うつ病 インターパーソナル療法

今日は 精神療法の中から インターパーソナル療法について焦点をあてます。

 

人間関係や社会的な状況に焦点を当てた心理療法ということで、

うつ病の治療にどのように関与し、役立つのか学んでいきたいと思います。

 

 

まずは言葉の整理から入りましょう。

 

 

 インターパーソナル療法(Interpersonal Therapy、略してIPT)は、精神療法の一種であり、主に人間関係やコミュニケーションの問題を中心に取り扱います。1950年代に統合的な治療法として開発され、特にうつ病やその他の精神疾患の治療に効果があることが示されています。

  インターパーソナル療法は、以下の4つの主要な問題領域を対象に治療を行います:

  1. 喪失: 恋人、家族、友人、職場などでの死別や離別など、喪失を経験した際の対処方法を探ります。

  2. 役割の変化: 新しい役割や関係の変化(結婚、出産、職場での昇進や解雇など)に伴うストレスや調整の問題を取り扱います。

  3. 対人関係の不和: コミュニケーションの困難や人間関係の問題、対立などに焦点を当てます。

  4. 孤立: 社会的な孤立や孤独感、孤立感などの問題に対処します。

  IPTは一般的に、12〜16週間のセッションを通じて行われます。治療の目標は、患者が人間関係を改善し、適応的なコミュニケーションパターンを獲得し、その結果として心理的な症状の軽減や解消を図ることです。

 

 

 

 

  では各論に入っていきたいと思います。

 

 

  IPTは、青少年から高齢者まで、あらゆる年齢層に有効であることが示されています。

 

  まず大きなポイントですね。

 そして どんな症状にいいのか もちろんうつ関連ですが
 うつ症状、双極性障害などの気分障害、様々な物質(薬物など含む)使用障害の治療に有効であり、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)、社会不安障害摂食障害のサポートとしても使用されています。

  注意点として研究では、投薬治療と組み合わせて使用すると効果があることも示されていますが、治療の焦点が自分のニーズに合っていない場合や、IPTがすべての人に効果的であるわけではないことも覚えておく必要があります。

 

   それでは3つの大きな治療法についてみていきましょう。

 

 

 人間関係の幸福に注目を置き、不安障害などに効果的

 

  DITは、週1回のセッションで16週間にわたって提供される、高度に構造化された心理学的アプローチです。

DITは、メンタライゼーションベースのセラピー(MBT)で、うつ症状を軽減することを目的としており、CBT(認知行動療法)と同様に効果的であることが示されています。

 

 

   夫婦関係やパートナー関係を改善するのに効果的

メタコグニティブインターパーソナルセラピー(MIT)< MITは、感情の抑制と回避を特徴とするパーソナリティ障害を持つ人々のためにつくられたセラピーです。

これは、クライアントの行動の社会的動機や思考、感情を理解し、他者の思考、感情、行動をよりよく理解できるようにする共感力などを養うことが目的です。< ">インターパーソナル&ソーシャルリズムセラピー(IPSRT) >インターパーソナル&ソーシャルリズムセラピー(IPSRT)は、双極性障害を持つ人々のために発案され、概日リズム(体内時計)を安定させることを目的としています。

IPSRTは、クライアントが日常生活を理解し、健康的で一貫した習慣を確立するのに役立ちます。 > などがあります。 > 参考になったでしょうか。  さて保険適用かどうか    以下の通りになるんです。

インターパーソナル療法(IPT)の費用は、地域や提供者によって異なります。一般的には、セッションの価格設定は以下の要因に影響される可能性があります。

  1. セッションの長さと頻度: セッションの長さや頻度によって価格が変動することがあります。一般的なセッション時間は50分〜60分で、週に1回から複数回までの頻度で行われることがあります。

  2. 治療者の経験と資格: 経験豊富な臨床心理士精神科医が提供するセッションの価格は、それぞれの経験や資格によって異なります。一般的に、経験が豊富で専門的なトレーニングを受けた治療者の料金が高くなる傾向があります。

  3. 地域: 地域によって医療費やカウンセリング料金が異なる場合があります。都市部や高所得地域では一般に料金が高めに設定されることがあります。

  4. 保険の適用: 一部の保険プランは精神保健サービスをカバーしている場合があります。保険が適用される場合、セッションの費用は保険の種類やカバレッジによって異なります。治療者が保険を受け入れるかどうか、保険会社との契約状況によっても異なります。

  5. 施設の種類: カウンセリングセンターや精神保健クリニック、個人の診療所など、治療を提供する施設の種類によって料金が異なる場合があります。

治療費に関する詳細は、治療者や施設に直接問い合わせることが最も確実です。また、保険プランのカバレッジやアウト・オブ・ポケットの費用、費用の支払い方法なども確認しておくと良いでしょう。  

  そして 利用にあたっては 自分がどうするかを判断するのに大いに参考にしてほしいのが長所と短所です。

 

 

    インターパーソナル療法(IPT)は、うつ病やその他の精神的苦悩に効果的な治療法として知られていますが、長所と短所があります。以下にそれぞれの特徴を説明します。

長所:

  1. 科学的根拠に基づく: IPTは科学的に根拠があり、効果が証明されている治療法の一つです。多くの研究で、IPTがうつ病や対人関係の問題に効果的であることが示されています。

  2. 対人関係に焦点を当てる: IPTは主に対人関係の問題を中心に取り扱います。これにより、クライアントが自分の人間関係を改善し、コミュニケーションスキルを向上させることができます。

  3. 短期間の治療: IPTは比較的短期間で行われる治療法の一つです。通常、12〜16週間のセッションで行われ、比較的迅速に症状の改善が見られることがあります。

  4. 実用的なアプローチ: IPTは実用的で実践的なアプローチを提供します。クライアントはセッションで学んだスキルを日常生活で適用しやすく、結果として症状の軽減や解消につながることがあります。

短所:

  1. 対人関係以外の問題に対処できない: IPTは対人関係の問題に焦点を当てていますが、他の心理的苦悩や精神疾患に対する効果は限られています。他の治療法が必要な場合もあります。

  2. 適用範囲の制限: IPTは特定の対人関係の問題に対して開発された治療法であり、他の問題に対処するための効果は限られています。そのため、全てのクライアントに適しているわけではありません。

  3. 個別のニーズに対処しづらい: IPTは一般的なガイドラインに基づいて行われるため、個々のクライアントのニーズや状況に対応しづらい場合があります。そのため、柔軟性が求められることがあります。

  4. 治療者の適性が必要: IPTはクライアントとの対人関係を中心に取り扱うため、治療者が対人関係のスキルや経験を持っていることが重要です。そのため、すべての治療者がこの方法を適用することができるわけではありません。

総じて、IPTは対人関係の問題に焦点を当てた効果的な治療法であり、短期間で症状の改善が見られることがありますが、全てのクライアントに適しているわけではありません。治療者とクライアントが適切に選択し、共同で治療プランを立てることが重要です。<   ですので自分の状況をしっかりと専門家に分析してもらって必要ならきちんと対応すれば改善するものなのです。 このことこそ今日のテーマかもしれませんね。   インターパーソナル療法については以上でございます。 【初心者でもわかる】 カウンセリングで効果を上げる「対人関係療法(IPT)」とは | リカレントhttps://www.recurrent.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/04/ipt-6.jpg いいね フォロー お気に入り DM コメント お待ちしています。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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うつ病 認知行動療法とは。

うつ病 認知行動療法

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今日のネタは 精神療法 うつ病から

 

 認知行動療法です。

  よく耳にするようで、よくわからない存在というのが感覚ですね。

 

言葉のいみやら どんな診察がされているのか知りたくないですか。

 

そんな回にしたいと思います。

 よろしく頼みます。

 

 

 認知 とは  同じ状況でも、どのように受け止めるかは人によって異なります。その受け止め方を認知といいます。

  ここで うつの患者さんの傾向があります。

 

 

 「また、失敗するのではないか」「だれも助けてくれない」 といった 物事を否定的にとらえる傾向があります。

 

 

 この偏った考え方に焦点をあてた治療が認知行動療法です。 

 

    否定的な認知 またそれに関連する行動パターンからの脱却がテーマ といったらいいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも認知行動療法(CBT)ってなに? | NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター  図式にするとこのようなイメージになります。 認知行動療法は4つの側面に注目するわけですね。

そして下図のとおり 環境 状況 そして その人の持つスキーマにも影響されているわけです。

 

認知行動療法|東京-恵比寿メンタルカウンセリング

 

 

 そこでどんな治療をするのか ということでございます。

 

診察の流れを少し専門的に概観すると以下の通りになります。

 

認知行動療法(CBT)では、患者と治療者が共同で目標を設定し、具体的な戦略を開発するために、いくつかの診察やステップが行われます。一般的に、CBTのセッションは以下のような流れで進行します。

  1. 評価と目標設定:

    • 最初のセッションでは、患者と治療者が出会い、患者の現在の問題や症状について話し合います。患者の歴史や症状の発生について詳しく聞き、治療の目標を共同で設定します。
  2. 認知の理解:

    • 次に、患者が持つ負の思考や信念、自己評価などの認知パターンに焦点を当てます。患者は、自分の考え方や感情、行動が症状にどのように関連しているかを理解するために、自己観察や認知日記などの技術を使用します。
  3. 認知の再構築:

    • 患者が認識した負の思考や信念を再構築し、より健康的でバランスの取れたものに変えることが重要です。治療者は、患者が持つ誤った信念や思考パターンに対して挑戦し、客観的な証拠や合理的な視点を提供します。
  4. 行動の変化:

    • 患者と治療者は、問題の解決に向けて具体的な行動計画を立てます。患者は、自らの行動を変えることを通じて、感情や症状の改善を図ります。行動実験や宿題の割り当てなどが使用される場合があります。
  5. フィードバックと調整:

    • 治療の途中で、患者と治療者は定期的にセッションを通じて進捗を評価し、治療計画を調整します。患者が達成した目標や困難に直面した場合、治療者はフィードバックや支援を提供し、必要に応じて戦略を調整します。

以上のように、CBTのセッションでは患者と治療者が共同で目標を設定し、具体的な技術や戦略を使用して問題に取り組みます。治療者は患者を支援し、自己管理スキルや健康な認知パターンの習得を促します。

 

 以上のような流れで 患者と専門家 医師とが話し合いつつ 進めていくわけでありますが、

 どんな治療法があるのか いくつか例をあげ その後 参考となるサイトを上げておきます。

 

認知行動療法(CBT)は、さまざまな技術や戦略を使用して患者の思考や行動を変え、心理的な問題や苦痛を軽減することを目指す治療法です。以下に、CBTの主な治療方法や技術のいくつかを紹介します。

  1. 問題解決法(Problem-Solving Skills):

    • 問題解決法は、患者が日常生活で直面する問題を解決するためのスキルを開発することを目指します。患者は問題を明確に定義し、解決策を考え出し、それを実行し、結果を評価する方法を学びます。
  2. 認知再構築(Cognitive Restructuring):

    • 認知再構築は、患者が持つ負の思考や信念を再構築し、より健康的でバランスの取れたものに変える技術です。治療者は患者に対して、自己評価や自己否定的な思考パターンに挑戦し、客観的な証拠や合理的な視点を提供します。
  3. 行動活性化(Behavioral Activation):

    • 行動活性化は、患者の活動レベルを向上させ、楽しい活動や興味深い活動に参加することを促す技術です。患者は、日常生活での喜びや達成感を再発見し、うつ症状の緩和を図ります。
  4. 感情認識と調整(Emotion Regulation):

    • 感情認識と調整は、患者が自らの感情を認識し、それらを効果的に調整するスキルを身につけることを目指します。患者は感情をラベリングし、感情に対する適切な対処方法を学びます。
  5. ラクゼーション法(Relaxation Techniques):

    • ラクゼーション法は、患者がストレスを緩和し、身体的な緊張を緩和するための技術です。深呼吸、プログレッシブ・マッスル・リラクセーション、マインドフルネス、瞑想などが含まれます。

これらはCBTの一部であり、患者の個々の状況やニーズに応じて、さまざまな技術や戦略が組み合わせて使用されることがあります。治療者は患者と共同で目標を設定し、適切な技術を選択して治療を進めていきます。

 

 

 

 

  そして 目標として 殻から抜け出して、現実に目を向けられるようになること。

     今後の人生にプラスにはたらく、  再発を起こりにくくすること です。

 

 

 

 

 

軽度な場合は 急性期から

 中等度以上では 急性期以降になってから 認知行動量をを 服薬と並行して行います。

 

 認知行動療法の治療では 治療への意思 意欲が必要です。 時には宿題がでるものです。

 面談を通じて少しずつ自分を受け入れたり 自分を解放したりするために 宿題があります。

 それに計画的に また考えられた計画についていく必要があります。

 

 宿題への取り組みと受けるフィードバックからの治療への意欲の大切さが大切な療法だと言えます。

 

 ここではよくお話を聴いて前進させてもらえ、適切な時間45-50分程度のカウンセラーとのカウンセリング

ができるとベストであると思います。そのカウンセリングが医師との連携で行われるものであればですね。

 

 医師 カウンセラーはそれぞれ守秘義務を負っていますから、 患者の個人情報はもちろんのこと

 診察やカウンセリングででたセンシティブな情報は 医師とカウンセラー間でも共有されません。

 安心して取り組んでほしいと思います。

 

 最後に 治療期間です。

  うつ病ですから 個々人による差は大きいものがあるので幅のある期間となります。

また カウンセリングについても 個人とグループでするものがあったりと様々ですし、 服薬によっても変わります。

 ですので 12-20週間というのが標準的といわれていますが、 もっと長いこともほとんどです。

 あくまでもよくある長さと考えてください。 

 

   しっかりと長期戦で望みましょう。

 

 まずは認知行動療法について考えました。ありがとうございました。

 

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うつ病 薬物療法以外には。

うつ病 薬物療法以外の治療法

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うつ病の治療において 薬物療法以外にも治療方法がございます。

今回はそちらに焦点をあてて学んでいきたいとおもいます。

 

よろしくお願いします。

 

  1. 認知行動療法(CBT):

    • 認知行動療法は、うつ病の治療において最も効果的な心理療法の一つです。患者の思考や行動パターンを変えることを通じて、感情や行動を改善することを目指します。CBTは、負の思考や自己評価、行動パターンを肯定的なものに変えるための具体的な戦略を提供します。
  2. インターパーソナル療法(IPT):

    • インターパーソナル療法は、人間関係や社会的な状況に焦点を当てた心理療法です。患者が人間関係の問題やストレスによってうつ病の症状を経験している場合に効果的です。IPTは、関係の改善や適切なコミュニケーションスキルの向上を通じて、患者のうつ病症状の緩和を目指します。
  3. 行動療法:

    • 行動療法は、具体的な行動パターンの変化を通じてうつ病の症状を改善することを目指す心理療法です。日常的な活動や習慣の変更、リラクゼーション技術の使用、ストレス管理のスキルの向上などが含まれます。
  4. 運動療法:

    • 運動療法は、運動や身体活動を通じてうつ病の症状を緩和するアプローチです。運動は、神経伝達物質のバランスを改善し、ストレスホルモンの放出を減少させることによって、気分の向上やストレスの軽減につながります。
  5. 光療法:

    • 光療法は、季節性情動障害(SAD)など、季節性のうつ病睡眠障害に効果的な治療法の一つです。特定の波長の明るい光を照射することで、体内時計の調整やセロトニンの放出を促進し、気分の安定化や眠りの改善をサポートします。

これらの非薬物療法は、うつ病の治療において単独で使用されることもありますし、薬物療法と併用されることもあります。患者の個々の状況や好みに合わせて、最適な治療アプローチを選択することが重要です。

 

 

  まず必ず行うのが精神療法です。

 精神療法については以下の通りの説明が該当します。

 

心理的な問題や心理的な苦痛を扱うための治療的なアプローチの総称です。精神療法は、患者と臨床心理士、心理カウンセラー、精神科医、臨床心理学者などの専門家の間で行われます。以下に、精神療法の一般的な種類とその特徴をいくつか紹介します。

  1. 認知行動療法(CBT; Cognitive Behavioral Therapy):

    • CBTは、思考(認知)と行動のパターンを変えることを通じて、感情や行動を改善するための心理療法です。CBTでは、患者と治療者が共同で目標を設定し、問題の解決に向けて具体的な戦略を開発します。具体的な技術には、問題解決、認知再構造、行動実験、リラクセーション技術などが含まれます。
  2. 精神分析療法(Psychoanalysis Therapy):

    • 精神分析療法は、フロイトによって開発された心理療法で、無意識の心的プロセスや過去の経験に焦点を当てます。精神分析療法では、患者が無意識の欲求やトラウマを理解し、それらを解決するための洞察を得ることを目指します。治療者は患者との対話を通じて、夢の解釈や自由連想法を使用します。
  3. 人間関係療法(Interpersonal Therapy; IPT):

    • IPTは、人間関係や社会的な機能に焦点を当てた心理療法です。患者が人間関係の問題やストレスによって苦しんでいる場合、IPTはそれらの問題を解決し、対人関係の質を向上させることを目指します。IPTは、対人関係の変化や喪失、役割の変化などに関連する患者の感情や行動に焦点を当てます。
  4. 家族療法(Family Therapy):

    • 家族療法は、家族やカップルの関係を改善し、家族のメンバーが相互に支援し合えるようにするための治療アプローチです。家族療法では、家族のメンバーが一緒にセッションに参加し、コミュニケーションのパターンや問題解決のスキルを向上させることを目指します。
 
  これらにあるように精神療法は薬を使って体に直接訴えるものではないということです。
  精神科医が専門的な知識や技術に基づいて、患者との対話を通じて治療の試みを実施するといえます。
  特徴にあるように患者のもつ考え方や心の状態、行動パターンや環境の調整といったところに焦点をあてて治療するというアプローチと考えてよいのです。
 
  ですので薬物療法と併用することもあります。 精神療法でストレスの耐性を強めたりして、再発防止につなげつつ薬物療法も平行して行うことはよくあります。
 
 

 

 

 

   精神療法(Psychotherapy)は、心理学的な原則や理論に基づいて行われる治療的なアプローチであり、患者やクライアントとの対話を通じて心理的な問題や苦悩に対処し、変容を促進するプロセスです。

    このアプローチは、患者が感情、思考、行動、関係などの側面において困難や苦悩を抱えている際に、それらの問題を理解し、解決する手段として用いられます。

  

    精神療法は様々な種類が存在し、異なる理論的アプローチや技法が組み合わさることもあります。

   例えば、精神療法のアプローチには精神分析(動態)的なアプローチ(心的潜在意識や過去の経験に焦点を当てるもの)、認知行動療法(思考や行動のパターンに焦点を当てるもの)、人間性心理学:Humanistic therapy(人間の成長や自己実現に焦点を当てるもの)などがあります。

 

   精神療法の目標は、クライアントが自らの感情、思考、行動を理解し、良い方向に変化し、より満足度の高い人生を築く手助けをすることです。治療者とクライアントは共同で目標を設定し、クライアントが自らのリソースを発見し、問題に対処し、成長するプロセスを促進します。

 

 

    精神療法はさまざまな精神障害心理的な疾患に適用されますが、適用される精神療法の種類は患者の症状、状態、個人のニーズによって異なります。少し例を挙げてみますが、次は一般的な精神障害や疾患に対する精神療法の適用例ですので、包括的なリストを示すものではありません。

精神障害や疾患に対する精神療法の適応例

  1. うつ病(Major Depressive Disorder)
    • 認知行動療法(CBT)や心理分析(動態)療法が一般的に使用されます。これらのアプローチは、負の思考パターンの変更や感情の探索を通じて、うつ病の症状に対処します。
  2. 不安症状や障害(Anxiety Disorders)
    • 認知行動療法やリラクセーション法、心身療法が一般的に用いられます。これらのアプローチは、過度な不安やパニック症状に対処するために効果的です。
  3. 統合失調症(Schizophrenia)
    • 精神病理学的なアプローチや支援的な精神療法が使用され、患者の現実感覚を改善し、機能を向上させることを目指します。
  4. パーソナリティ障害(Personality Disorders)
    • ダイアレクティカル・ビヘイビアル・セラピー(DBT)やスキーマ療法などが、人格障害の症状や関係の問題に対処するために利用されます。
  5. 摂食障害(Eating Disorders)
    • 行動療法や認知行動療法摂食障害に対して効果的であり、食事行動や身体イメージに関連する問題に焦点を当てます。
  6. 薬物乱用や依存症(Substance Use Disorders)
    • 認知行動療法、モチベーショナル・インタビューング(動機づけ面接)、12ステップ・プログラムなどが、依存行動の変容やリカバリーの促進に用いられることがあります。

 

  というように精神療法はやはりうつの治療という性質から個々人によって大きく差があるわけです。

 症状に応じて例として6つに分けられているようにアプローチの仕方も異なります。ここは専門家の知恵と技術が出番です。

 専門家との二人三脚によって、精神療法は薬物療法に追加する形でおこなわれれば治療効果を高めてくれるものです。

 

 

 薬物療法と精神療法は両立しているといってよいくらいですね。

 ご自身にとって最良の精神科医がみつかるとこの上なく素晴らしいと思います。

 

 自分も現在はよい精神科医とであって順調に再発防止につながっています。

 

  一つ一つのクリアが大切です。 信頼しあって専門家と初期 回復期 再発防止期を乗り越えていきたいものです。

 

 今日もありがとうございました。

 

 参考になれば幸いです。

 

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うつ病 抗うつ薬のまとめと家族の理解

うつ病 服薬のまとめ。

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テーマ:
 

うつ病 

  お薬の回をまとめてみたいと思います。

 

抗うつ薬の種類

 かつて主流だった 三環系ならびに四環系 これらは しっかりと成分が効果を発揮する分副作用もあり、

今から考えると重症の方には副作用を犠牲にしてでも効果的であった。

 

 一方で現在の鬱の患者をみると軽症の方の多さがあり、新しい開発が望まれていたところに

SSRI SNRIが登場し 副作用も抑えつつ 時間はかかるがしっかりと効果が発揮される新薬が登場した。

新薬もジェネリックが登場するほどになり、比較的薬代も抑えられるようになったが、

 

長期戦であることを考えると

 自立支援医療はまだまだ必要性のある精神疾患患者への支援であるといえる。 てんかんのある方は必須。

 

 

そして 抗うつ薬の使い方

 

抗うつ薬の作用発現には海馬歯状回のドパミンD1受容体シグナルの増強が重要-久留米大 - QLifePro 医療ニュース

 

 概して図のとおりであり、必要に応じて抗不安薬睡眠薬などを平行する。

抗うつ薬は効果がででるのに時間がかかるために、効果測定に時間がかかるのが難点であります。

ですのでそう再々お薬を変更するものではないといえよう。 ただ周辺の薬である睡眠や便通に関わる薬を調整することはある。

 

と考えるのが適である。

 

 そしてうつ病にあっては、とくに本人だけでなく、家族もどんなお薬を処方されているのか知っておくのが大切である。

 

  1. 治療計画のサポート: 家族が患者の処方内容を知っていると、患者が薬を服用することや治療計画を遵守することをサポートすることができます。家族が治療に関与し、患者をサポートすることで、治療の効果が向上する可能性があります。

  2. 薬物相互作用の防止: 患者が他の薬やサプリメントと併用する場合、処方された薬との相互作用が問題を引き起こす可能性があります。家族が処方内容を知っていれば、患者が他の薬物を使用する際に注意を払い、潜在的な相互作用を防止することができます。

  3. 副作用の早期発見: 家族が患者の処方内容を知っていると、患者が副作用を経験した場合にそれを認識し、早期に医師に報告することができます。これにより、副作用が深刻化する前に医師が対処できる可能性が高まります。

  4. 治療の合意に基づいた支援: 家族が処方内容を知っていることで、患者と家族の間で治療計画や目標についての合意が形成されやすくなります。家族が治療の目的や予期される効果に理解を持ち、患者を支援することができます。

  5. 緊急時の対応: 家族が患者の処方内容を知っていると、緊急時に必要な情報を提供し、適切な対応を行うことができます。特に、薬物過剰摂取や重篤な副作用が発生した場合など、迅速な対応が重要です。

 
  ということで 抗うつ薬についてもまとめることができたように思う。
 DRではないのでこれ以上の専門的なことは言えない。ただ体験者から納得できるものであるから、ぜひとも参考にしていただければ幸いである。
 
  ということで
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 ありがとうございました。
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#うつ #鬱病 #
 

うつ病 抗うつ薬と 脳機能 

うつ病 抗うつ薬と脳機能

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抗うつ薬を服用しましたら、しばらくすると効いてくるということでした。

 

ではどんな変化が脳で起きているのか

   SSRI SNRIの場合で解説を見てみると以下の通りになります。

 

    神経伝達物質であるセロトニンノルアドレナリンに作用することです、

     それらが再度取り込まれるのを防いでうつ症状の調整につながっているということです。

 

  1. セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の場合:

  2. セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の場合:

 

 

 

オピオイドδ受容体作動薬の作用機序を解明!新規向精神薬としての応用へ前進~グルタミン酸による神経伝達を抑制し、神経細胞自体の興奮も抑制する ...

 

なぜ、うつ病は増えたのか (3/3) - @IT   参考となる図もたくさん提供されていますが

   理解しやすい、簡単な図をもってきてみました。参考になるでしょうか。

 

 SSRI や SNRI が セロトニンノルアドレナリンを再度取り込まないように栓をするイメージがはっきりと

描かれていますね。

    

  これらのように 私たちの脳機能をゆっくりと作用させてくれることで徐々にうつ症状を和らげてくれるのです。

 

   そして効果がでるためには 段階により差があります。

 以下の通りとなります。

 

  1. 初期の反応: 抗うつ薬を服用し始めてから、通常2週間から4週間以内に初期の効果や変化が現れることがあります。これは、薬が身体に吸収され、神経系に影響を与え始めるためです。初期の反応は個人によって異なります。

  2. 完全な効果までの時間: 抗うつ薬の完全な効果が現れるまでには、通常4週間から8週間かかることがあります。しかし、完全な改善や症状の完全な軽減にはもっと時間がかかる場合があります。

  3. 調整と検証: 医師は治療開始後数週間ごとに患者の状態をモニタリングし、必要に応じて投薬量や薬剤の調整を行います。効果が現れない場合や副作用がある場合には、医師とのコミュニケーションが重要です。

  4. 個人差: 個々の患者によって反応が異なるため、効果が出始めるまでの期間も異なります。また、複数の薬物療法心理療法を組み合わせることで、効果が早まる場合もあります。

 
  この服薬については、回復期さ再発防止期にあっても大きな差はありません。 ただ個人個人の症状におうじて
処方量が変わったり頻度が変わることはありますが、 薬の効果が出始めるまでの時間は変わりません。
ですので大きな変化は見られないということです。
 
  参考にはこちらもどうぞ
 
薬がしっかりと効果を果たすまでに時間が必要であることから、長期戦をしっかりと理解して抗うつ薬と立ち向かうことです。
でもSSRI SNRIという新しい抗うつ薬の登場により依存性も大きく減ったことから、お薬の力をしっかりと借りて治療に専念する必要があります。
 
  今日のお話が参考になれば幸いです。
 
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  ありがとうございました。
 
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うつ病 抗うつ薬と並行して服用するお薬について学ぼう

 

 

 

  

うつ病の治療において、抗うつ薬と並行して使用される薬は様々です。以下に、一般的な組み合わせの例をいくつか挙げます:

  1. 抗不安薬:

  2. 抗精神病薬:

    • 重症のうつ病や薬物耐性のあるうつ病の治療には、抗精神病薬(第2世代抗精神病薬)が追加されることがあります。例えば、クロザピン(Clozapine)やクエチアピン(Quetiapine)などが使用されます。
  3. 睡眠薬:

  4. 抗コリン薬:

    • 抗うつ薬の副作用として口渇や便秘が起こる場合があります。これらの副作用を軽減するために、抗コリン薬(例: アトロピン、グリコピロール)が併用されることがあります。
  5. てんかん:

  6. 甲状腺ホルモン補充療法:

 
 追加 
  抗不安薬とは
  抗不安薬(または精神安定剤)は、過度な不安に苦しむ方に有用なお薬です。
  不安は心身へのストレスを強め、自律神経のバランスを崩すことがあります。抗不安薬は、この不安を和らげる効果がありますが、選ぶ際に注意が必要です。

   主に日本で発売されている抗不安薬は、ベンゾジアゼピンと呼ばれる系列です。これらの薬は、作用時間や効果の強さによって分類されます。以下に、一般的な抗不安薬の作用時間と特徴を比較した一覧を示します:

  1. 短時間型:効果のピークは1時間未満で、作用時間は3~6時間(例:グランダキシン、リーゼ、デパス)。
  2. 中間型:効果のピークは1~3時間で、作用時間は12~20時間(例:ワイパックスソラナックス/コンスタン、レキソタン)。
  3. 長時間型:効果のピークは1~8時間で、作用時間は20~100時間(例:セルシン/ホリゾンリボトリール/ランドセンセパゾン)。
  4. 超長時間型:効果のピークは1~8時間で、作用時間は100時間以上(例:メイラックス)。
  
  続いて睡眠薬です。
 
  睡眠はきってもきれはい 大切なもの でもいろいろな方があります。以下の通りです。
 

睡眠薬には短時間だけしか効かない「超短時間作用型」「短時間作用型」、効果が長い「中期作用型」「長期作用型」などがあります。

 

寝付きの悪い場合は「超短時間作用型」「短時間作用型」、夜中に目が覚めてしまう場合は「中期作用型」、朝早くに目が覚めてしまう場合は「中期作用型」というように症状により使い分けされます。

 

副作用としては、起きた時のめまい、ふらつき、倦怠感、眠気などがあります。

 

睡眠薬は依存性があるのではないかと心配されるかもしれませんが、現在使われている薬は依存性が少ない成分が使われています。

 

ただし、急に服用をやめるとイライラや不眠などが起こることもあるみたいですので、止める時は医師に相談して下さい。

 

一般名(商品名) 効果 副作用
トリアゾラムハルシオン 超短期作用型。寝付きが悪い時。 眠気、ふらつき。物忘れが起きることもある。
ブロチゾラムレンドルミン 超短期作用型。寝付きと目覚めが良くなる。 眠気、ふらつき。
ロルメタゼパムエバミールロラメット 超短期作用型。寝付きと目覚めが良くなる。 白血球や赤血球の数が減ることや、肝機能が悪くなることがある。
フルニトラゼパムロヒプノールサイレース 中期作用型。夜中や明け方に目が覚めて、寝れなくなる時。 眠気、ふらつき。肝機能が悪くなることもある。
エスタゾラムユーロジン 中期作用型。夜中や明け方に目が覚めて、寝れなくなる時。 眠気、ふらつき。
ニトラゼパムネルボンベンザリン 中期作用型。睡眠時間を延ばす。 眠気、発疹。黄疸が出ることもある。
フルラゼパム(ダルメートベノジール 長期作用型。眠りが浅く、目が覚めると眠れなくなる時。

眠気、ふらつき。肝機能が悪くなることもある。

 

リルマザホン(リスミー 超短期作用型。寝付きが悪い時。 眠気。ふらつき、食欲不振。
ラメルテオン(ロゼレム) なかなか眠れない時。 眠気、頭痛、倦怠感。
ゾルピデムマイスリー 寝付きが悪い時。 眠気、ふらつき、脱力感。
ゾピクロン(アモバン 不安や緊張を和らげ、寝付きを良くする。 吐き気、ふらつき、めまい、眠気。

*副作用はすべての人に出るものではありません。

 

  というように眠り 寝つき に応じて使うお薬が違ってきます。

 

 つづいて 抗てんかん

 

  てんかんとは、“てんかん発作”と呼ばれる発作症状を特徴とする病気です。普段は規則正しいリズムを繰り返している脳の電気信号が乱れ、脳の神経細胞に突発的な興奮が発生することで起こります。

 

てんかんの治療で用いられる薬は、抗てんかん薬と呼ばれます。抗てんかん薬は脳の神経細胞の過剰な興奮を抑えたり、電気信号の伝達を抑えたりするはたらきがあり、飲み続けることでてんかん発作が起こらないようにすることができます。

 

  

バルプロ酸ナトリウム

全般発作と呼ばれる“脳全体が興奮するタイプ”のてんかんに対して効果が高く、よく用いられる薬です。

カルバマゼピン

焦点発作と呼ばれる“脳の一部が興奮するタイプの発作に用いられます。他のいろいろな薬剤との相互作用がありますが、採血で血中濃度をみながら効き具合を細かく調整することが可能で、焦点発作に対する効果が高く、現在でもよく用いられています。

エトスクシミド

欠神発作と呼ばれる“突然動作が停止し、意識を消失する発作症状”に有効な薬です。

 

 

 というように、お薬とのお付き合いは長くなります。服薬を処方をしっかりと守り行うことが適切な改善に向かうことができるのです。様々なお薬があるため、医師には自分の状況を適切に正直に伝えることが大切です。専門家の判断のもと、適切なお薬と処方をもらうことで自分も楽になることができますから、自分を正直に受け入れて過ごしていきましょう。

 

 

 
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